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日米欧グローバル3拠点での営業活動強化に向けた 経営執行体制の変更に関するお知らせ

2024年11月1日

株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は本日2024年11月1日付で、下記の通り、経営執行体制の変更を発表しましたのでお知らせいたします。

これに伴い、ispaceは本日付でChief Revenue Officer職を廃止いたします。今後、当社の営業戦略については代表取締役CEO&Founderである袴田武史が統括の上、袴田、米国拠点CEOであるRonald J. Garan Jr.及び、欧州拠点CEOであるJulien-Alexandre Lamamyが直接売上を管掌すると共に、新たにExecutive Business Director職を設置の上、グローバル3拠点の営業活動を連携し、経営管理を一層強化する体制に変更いたします。なお斉木敦史は引き続きExecutive Fellowとして引き続き営業活動を推進して参ります。

 

  • 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田武史 コメント

「日米欧政府を中心に月の需要が確実に拡大する兆しを捉え、この度の組織変更により、各地域の多様なニーズにより迅速に対応し、グローバル法人間の協力プロセスを効果的に運用することで、当社グループ全体での営業力強化を目指してまいります。」

 

「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2の打ち上げを最速2024年12月[i]に、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。

ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。

[i]   2024年11月時点の想定

[ii]   2024年11月時点の想定

[iii]  2024年11月時点の想定

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