News

ispace、新たなLunar XPRIZEを歓迎

2018年4月5日

2018年4月5日(木)、米XPRIZE財団は民間月面探査産業の構築を目的として、新しいLunar XPRIZEの開催およびレースのスポンサー企業募集を発表しました。株式会社ispace(本社:東京都港区、代表取締役:袴田武史、以下、ispace)は、XPRIZE財団が月面探査レースのスポンサーを新たに獲得し、現在の宇宙産業をさらに一段高いレベルに引き上げることができる新レース開催に期待しています。

ispaceは、2018年3月31日まで開催されていた月面探査レースGoogle Lunar XPRIZEに参加していたチームHAKUTOの運営企業で、チームの目標を引き継ぎ、日本発の民間月面探査と新しい宇宙産業構築を目指しています。

XPRIZE財団は、新レース開催に向けて新しいスポンサー企業を広く募集しています。スポンサー公募期間は賞金なしのレースとして開催することやその他具体的な時期やルールなどの詳細は今後数ヶ月かけて検討するとしていますが、ispaceとしてもレースの枠組み作りに参加し、XPRIZE財団をサポートしていきます。

■株式会社ispace Founder & CEO 袴田武史のコメント

前回のレースでは、競争が民間宇宙産業の構築のために必要な要素であることを明確に示し、さらに月面探査というテーマで世論を喚起して、普段宇宙という分野で活躍していない企業も巻き込むことができました。新たなLunar XPRIZEによる競争が新たな刺激を生み、民間による宇宙産業がさらに活性化できるようispaceとしてもXPRIZE財団をサポートしていきます。

■株式会社ispace Director & COO 中村貴裕のコメント

新レースのスポンサーとしては、広くブランドが認知されている企業や宇宙と全く関わりのないブランドが理想的だと考えています。レース開催によって、一般の方とあわせて多くの民間企業の参加が促されることで、宇宙という場が誰にとっても活躍できる場になっていくことを期待しています。

株式会社ispace http://ispace-inc.com/jpn

「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。シリーズA国内過去最高額となる103.5億円の資金調達を実施し、日本初民間開発の月着陸船による「月周回」と「月面着陸」の2つのミッションを発表。JAXA、ルクセンブルク政府とも月資源開発で連携。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動。

PDF
一覧に戻る