2026年3月期 Q1 決算を発表

RESILIENCE Lunar Lander Completes all lunar orbital maneuvers in advance of June 6, 2025 (JST) landing   TOKYO–May 31, 2025–ispace, inc. (ispace) (TOKYO: 9348), a global lunar exploration company, announced today that the RESILIENCE lunar lander has successfully completed all orbital maneuvers while in lunar orbit and is now being prepared for its landing attempt on June 6, 2025.   This marks the completion of Success 8 milestone of Mission 2 “SMBC x HAKUTO-R Venture Moon.”   RESILIENCE conducted a lunar orbital control maneuver at 5:27 p.m. JST (08:27 UTC) on May 28, 2025, to move into a circular orbit around the Moon in accordance with the mission operation plan. The operation required an engine burn of approximately 10 minutes, the longest to date on Mission 2. Since then, the lander has been in a 100 km orbit around the Moon and completes a full orbit every 2 hours. After RESILIENCE completed the orbital control maneuver, ispace engineers in the Mission Control Center in Nihonbashi, Tokyo, Japan worked to confirm the precise orbit in advance of the landing sequence.   The RESILIENCE lander, which reached lunar orbit on May 7, 2025 (JST), orbited the moon in an elliptical orbit with a perilune (closest point to the moon) altitude of approximately 70 km and an apolune (farthest point from the moon) altitude of approximately 5,800 km. After performing three orbital control maneuvers, it reached a circular orbit around the moon at an altitude of approximately 100 km.   A lunar landing is scheduled for no earlier than June 5, 2025 (UTC) (June 6, 2025, JST). The RESILIENCE lander is scheduled to begin descent from its current circular orbit. During the descent phase, the lander will automatically fire its main propulsion system to gradually decelerate and adjust its attitude, with the goal of achieving a soft landing on the lunar surface. “Having completed eight of 10 mission milestones, RESILIENCE is now ready to attempt a historic landing on the Moon, carrying not only the payloads of our customers but also the hopes of our employees, their families, our partners and all of our supporters,” said Takeshi Hakamada, Founder & CEO of ispace. “We have leveraged the operational experience gained in Mission 1 and during this current voyage to the Moon, and we are confident in our preparations for success of the lunar landing.”       LANDING EVENT LIVE STREAM DETAILS   ispace will host a global live stream event with coverage of RESILIENCE’s landing attempt on the Moon on June 6, 2025 (JST) (June 5, 2025, depending on location). The coverage will be broadcast in Japanese with English translation provided. Please see links below to watch.   When:              Friday, June 6, 2025, JST Livestream begins: 3:15 am JST (18:15 UTC) (tentative) Landing: 4:24 am JST (19:24 UTC)   Links:               English: www.ispace-inc.com/landing Japanese: https://ispace-inc.com/chakuriku   Before the lunar orbit insertion, RESILIENCE completed all deep space orbital maneuvers on April 24, 2025, at 10:00 UTC, returning the lander from deep space near to the Moon to complete the orbit injection. At its furthest distance, RESILIENCE was 1.1 million kilometers from Earth. Before that, RESILIENCE completed a lunar flyby, verifying operation of the main propulsion system, as well as the related guidance, control, and navigation system. Following the flyby, the lander continued its deep space journey, spending approximately two months in a low-energy transfer orbit.   RESILIENCE was launched on a SpaceX Falcon 9 rocket at 6:11:39 UTC, Jan. 15, 2025, and was successfully deployed from the rocket at 7:44:24 UTC. The RESILIENCE lander has completed the Earth orbit as well as the lunar flyby, known as Success 5. It has completed the low energy transfer orbit with completion of all deep space and lunar orbit maneuvers is preparing for the landing sequence.   Mission 2 Milestones ispace has released a transparent set of criteria known as Mission 2 Milestones between launch and landing and aims to achieve the success criteria established for each of these milestones. The results from this mission as part of the HAKUTO-R lunar exploration program, will be weighed and evaluated against the criteria and lessons learned will be incorporated into future missions already in development.   株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は高砂熱学工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:小島和人、以下「高砂熱学工業」)と、将来の月面環境における水採取技術(以下「サーマルマイニング技術」)の月面実証に向けた計画検討に関する覚書を締結したことを発表しましたので、お知らせします。 本覚書は、最終的には高砂熱学工業が研究開発を進めるサーマルマイニング技術を、ispaceが開発する月面探査車に搭載し、将来的な月面での水資源の採掘を技術的に実証することを目標とした共同技術開発に向けた検討を行うものです。 高砂熱学工業は2019年12月、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」にコーポレートパートナーとして参画いただき、熱利用技術と水電解技術においてispaceと協業し、世界初の月面環境における水素・酸素生成の実証実験の検討を行ってきました。そして、2025年1月15日に打ち上げを完了し、今後2025年6月6日に月面着陸を予定しているMission 2 “SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下ミッション2)のRESILIENCEランダーには、同社が開発した月面用水電解装置が搭載され、現在月面に輸送中です。月面着陸後には水の電気分解を実施予定で、世界初の月面環境における水素ガスと酸素ガスの生成に挑戦します。 ispaceは、日・米・欧の3法人でそれぞれの地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めてまいりました。2025 年 1 月15日に日本法人が主導するミッション2の打ち上げを完了し、最短で2025年6月6日に月面着陸へ再挑戦の予定です。続く2026年には米国法人が主導するミッション3を実行していく計画で、2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション4(旧ミッション6)を予定しています。世界中の政府、企業、教育機関からの高まる需要に応えるため、ispaceはミッション3およびそれ以降のミッションのペイロードサービス契約とデータサービスを提供してまいります。   「月に存在すると言われている“水”は貴重な資源です。ispaceが目指すシスルナ経済圏の構築において、高砂熱学工業の月面での水の採掘技術を実証することは、今後の宇宙資源活用に大きく貢献することとなります。まずは、ミッション2において水の電気分解成功を一緒に目指すとともに、次のステップとなる水資源採掘の実証に向けて、引き続き高砂熱学との協力体制を整えて行きたいと思います。」   「“環境クリエイター高砂熱学”は、ファーストペンギンとなって人類の未来を切り拓く挑戦に立ち向かっています。この度、ispace様と新たな挑戦に向けたパートナーシップを結ぶことができて大変嬉しい気持ちです。 当社は、地球と月が一体となった科学・産業活動の基盤構築を目指して“月面環境で水素と酸素を生成する月面用水電解装置“と”月に存在する水資源を採取する技術(サーマルマイニング)“の技術開発に取組んできました。『世界初となる月面での水素・酸素生成ミッション』に続き、月面での水資源採掘に向けた技術実証を目指します。」   空調設備の設計・施工を中心に、人に優しい快適空間の創出、高度に管理された生産工程環境の構築、AIを活用した設備の最適な運転や省エネのコンサルティングなど、建物ライフサイクル全般にわたってのトータルなサービスを、日本全域・中国・東南アジア・インド・メキシコで展開。グループパーパス「環境革新で、地球の未来をきりひらく。」のもと、「環境クリエイターⓇ」として環境創造の事業領域を拡げ、脱炭素・サステナブル社会の実現に寄与する技術・サービスの創出に取り組んでいます。   「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2は2025年1月15日に打上げを完了し、最短2025年6月6日に、月面着陸へ再挑戦の予定です。ミッション3は2026年[i]、ミッション4(旧ミッション6)は2027年に[ii]打ち上げを行う予定。 ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされている。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。 [i]   2025年5月時点の想定 [ii]  2025年5月時点の想定 株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)が実施する、宇宙戦略基金 第一期の公募テーマの一つである、「月-地球間通信システム開発・実証(FS)」において、代表機関であるKDDI株式会社(以下KDDI)と、月面モバイル通信に関する調査の委託業務契約を締結しましたので、お知らせいたします。本締結により、ispaceは月面探査ミッションの、特にモバイル通信を必要とするミッションの時期、地域、ユースケース、通信機能・性能要求などについて 調査・整理を行います。 本テーマは、2024年11月にKDDIを代表機関として採択され、他連携機関と共に月‐地球間および月面での大容量通信の実現可能性について検討が行われてきました。このたび、ispaceは本検討の中でもベースとなる、ミッション要求調査および制約条件調査の一部をKDDIより受託し、地球と月をつなぐ大容量通信の実現に向けた取り組みに協力してまいります。 本案件においてispaceは、これまでに実施した月面探査ミッションおよび現在進行中のミッションで培った知見を活用し、月面におけるモバイル通信のミッション要求および技術的制約に関する調査を実施します。月面特有の通信環境や運用条件を踏まえ、将来の通信インフラ構築に向けた基礎データを提供することで、KDDIの技術検討を支援します。   「このたび、日本政府が推進する、月と地球間の通信システム開発に採択をされたKDDIより月面モバイル通信に関する調査を受託でき、光栄です。今後、本調査を経て実証や運用のフェーズに移行していくなど、大きな発展が期待される宇宙領域での通信の実現は、ispaceが目指すシスルナ経済圏の構築には欠かすことの出来ないビジネスであり、その未来につながる第一歩に貢献出来ることを嬉しく思います。」 ispaceは、日・米・欧の3法人でそれぞれの地域の文化や多様性を活かしながら、1つの統合的なグローバル企業として宇宙開発を進めてまいりました。2025 年 1 月15日に日本法人が主導するミッション2の打ち上げを完了し、最短で2025年6月6日に月面着陸へ再挑戦の予定です。続く2026年には米国法人が主導するミッション3を実行していく計画で、2027年には、現在日本で開発中のシリーズ3ランダー(仮称)を用いたミッション4(旧ミッション6)を予定しています。世界中の政府、企業、教育機関からの高まる需要に応えるため、ispaceはミッション3およびそれ以降のミッションのペイロードサービス契約とデータサービスを提供してまいります。   「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続くミッション2は2025年1月15日に打上げを完了し、最短2025年6月6日に、月面着陸へ再挑戦の予定です。ミッション3は2026年[i]、ミッション4(旧ミッション6)は2027年に[ii]打ち上げを行う予定。 ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされている。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。 [i]   2025年5月時点の想定 [ii]  2025年5月時点の想定